登山をはじめた(2019年)part.2

 2019年の春からはじめた登山の記録。まだまだ経験も装備も初心者ではあるがやや遠出して東北では標高の高い山にも挑戦してみた。

 

8月11日 森吉山

 曇、ゴンドラ利用

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 5月に登った時に雪が解けたらまた登りたいと思っていた。山の日を選んだのも平日登山で人と合わないのが基本な自分にとって他の登山客と一緒に空気を感じたいという気持ちもあった。やや雲が多く見られるが気温も風も安定していた。

 森吉山スキー場には多くの車と登山客、テレビの撮影、警察が注意喚起に来ていたりと山の日は賑わうものなんだなと。ゴンドラに乗るのは小さいころスキーを滑りに来た時以来だが記憶は全く残っていない。ゴンドラの中から下を見ると牛の放牧がされていた、秋には紅葉が素晴らしいとの事もありシーズン前の変化を記録に残したりもした。

 ゴンドラを降り外輪山の上まで登ると5月に見た残雪はすっかり解けきっているようで青々した山の景色が広がっていた。山の花については詳しくないがニッコウキスゲの他にも沢山の種類を見つけることができた。山頂には家族や地域のグループからなる集団の他、いかにも山に慣れているような人まで多くの登山客が休憩していた。ソロかつ平日登山の多い自分にはその光景がとても羨ましく見えた、いつか自分も誰かと登る日が来ればいいのだが。

 来た道を戻り帰りのゴンドラに乗り帰宅した。上小阿仁村の道の駅にも寄ったが多くの人がいた、排他的なイメージがあるのか知らないが自分にはとてもそういう地域のようには感じない自然の多い穏やかな場所のように思えた。

 

8月14日 岩木山

 快晴、津軽岩木スカイライン、リフト利用

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 この日はドライブがてら下見に来たというのが正しいのだがその後登る日程が調整できなかった。朝から秋田県日本海側をのんびり走りながら津軽岩木スカイラインを目指す。平日ではあったものの8合目ターミナルと9合目休憩所には多くの人がいた。登山のできる服装ではなかったので9合目から少し進んだ先を下見して戻る。岩木山神社から登る予定であったがほぼ樹林帯であるとの情報を聞いてから見送っている。

 

8月19日 鳥海山

 快晴、日差しが強い、風弱い、象潟口

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 登山漫画を手に取るきっかけとなったのが秋田市を車で走っている時に遠く見えた鳥海山を見たからだ。故に必ず登ろうと思っていた山の1つでもある。

 登山口に決めている5合目鉾立までは車で3時間かかるので、深夜1時に家を出発し4時半到着から日の出前の朝5時出発とすることにした。だいたい予定通りに移動は済んだものの朝5時といってもだいぶ明るくなっていたのがやや勿体なかった、朝4時登山開始にした方が徐々に明るくなる景色も一緒に楽しめてより高揚できたに違いない。

 どこを見ても景色は素晴らしくて1人で登っているのが本当に惜しいと思った。誰かと一緒にこの感動を共有したいと思った。奈曽渓谷や新山まで続く道、鏡のような鳥海湖、象潟と日本海雄大な眺めは今までの人生で一番の光景だった。一歩一歩足を進める度に湧き上がる充足感がたまらんく心地よかった。

 外輪山を進むと眺望が良いと見ていたのでこちらを進んだ。千蛇谷の雪渓はこの時期には残っておらず僅かに溶け残ったものが見られるぐらいだった。雪渓があるうちは濃霧やガスになりやすいそうなので正解だったのかもしれないが、この日は日差しが強く風も吹かなかったため暑さには苦労した。水は2.5リットル容易したものの下山時の御浜小屋到着前には尽きておりなかなか苦しいものがあった。また、下山後に2時間ほど酷い気分の悪さで休んだがこれは太平山でのもの違っていたのでもしかしたら熱中症だったのかもしれない。経験不足やリスク管理の意識の低さを実感した。

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 平日にも関わらず多くの登山客がいた。また、他の登山者と会話する事の多い登山で共に感動を共有できた気がして嬉しかった。道の駅象潟で十分に休んだ後午後5時に帰りに出発した。関係ないが自分は夜のドライブが最高に好きなので帰りの運転も萎えることなく登山の満足感を損なう事なく帰路に着くことができた。

 

9月30日 岩手山

 快晴、馬返しコース

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 前回の鳥海山からひと月開けてしまったがこれは夏山がいかに辛いか身に沁みて知ってしまったからだ。しかし岩手山をこの時期に選んだのは紅葉が始まる時期だからというのもあった。見頃になった三ツ石山と迷ったもののハードな登山で登った実感を得たいのもありこちらにした。

 移動には4時間かかり土地勘もないため前日29日に出発し盛岡市で一泊する事にした。八幡平アスピーテラインを経由したがここもまたたまらない景色が広がっていて畚岳や八幡平山頂などゆっくり足を運びたいと思った。山頂駐車場を過ぎたあたりから20m先が見えない程の濃霧となりやや恐怖もあったが無事に抜けこれもまた良い経験となった。

 盛岡市で夜を過ごし未明に出発しようとするととんでもない濃霧となっていた。この地域ではよくあることなのだろうか。車の通行量も多くひやひやしながら馬返しキャンプ場を目指した。

 事前に知ったイメージでは体力のいる山であったが旧道・新道の辺りは本当にその通りでなかなか息の上がる場面が多かった。まさに山を登っている感のある道であった。7合目からは景色をゆっくり眺める余裕もできた。

 出会った登山客は20名程度だろうか平日にしては多いような気もした、県外ナンバーが多かったが鳥海山の時と同様他の登山客と会話することが多く個人的に嬉しかった。他の登山者もやはり誰かと感動を共有したいと思っているのだろうか、そうだとしたら自分も積極的に話しかけてみたいがそうでない人もいるだろうし悩むところである。

 ハードな登山であったが今回は太平山や鳥海山の時のように気分が悪くなることはなかった。なるべく固形物を避け、日差しの対策をし、飲み水を多めに持ち、バテないペースを意識したのは正解だったかもしれない。帰りには鹿角の有名ラーメン屋桜木屋に寄り帰宅した。

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 登山1年生にしては2019年は本当に満足のいく登山と経験を積めたように思う。

 この年のうちに行きたい山もまだあったが、移動が数時間かかるという点が体力と日程調整において辛い部分もあり断念せざるを得なかった。登山の移動については2020年において少し詳しく書きたい。