【登山記録】秋田駒ヶ岳、鳥海山、森吉山

 2021年に再度登った山の記録。

 今年は遠出して南東北の山々へ…と思ったがなかなか行動に移せず、初登山となったのは6月の八甲田山と10月の三ツ石山のみとなってしまった。しかしながら付き合いで再度登った山もあるのでその記録を簡単に残しておく。

 

6月11日 秋田駒ヶ岳

f:id:eatable:20220114230825j:plain
f:id:eatable:20220114230840j:plain

 金曜日ではあったものの8合目駐車場に着いたのが10時過ぎだったため駐車スペースはぎりぎり。天気は良く晴れ、気温も28度まで上がり日差しも強かった。今回は付き添いという事で同行者の体力に合わせてあちこち歩き回るということもしなかったが、やはりコンパクトに見所を楽しめるいい山だと改めて再認識した。ただ、8合目まで自動車で登ってくるの個人的に苦手かな…しんどい。

 2019年6月4日に登った時と比べると、登り始めて20分弱で通る雪渓は除雪がされておりだいぶ安全になっていた。ムーミン谷の雪解けも進んでおり、崖のような道も無理なく登れそうであった。

f:id:eatable:20220114230833j:plain
f:id:eatable:20220114230843j:plain

 

9月15日 鳥海山

 2年に1度は必ず登りたいと思っていたのでまた訪れた山。南東北エリアや北東北のまだ未消化の山に行くべきなのだが、天気・休日・気分が噛み合ったら行くしかないので急遽決行。山系の雑誌を眺めていて「影鳥海」という存在知ったので、見れたらいいなーと頭の片隅で思いつつ深夜0時に出発。軽いナイトハイクの気分も楽しみに挑んだ。

f:id:eatable:20220114231847j:plain
f:id:eatable:20220114231925j:plain

 4時前に鉾立の5合目駐車場に到着したがこの時間の標高1000mは想像以上に冷えていた。車内で待機している人も他に5,6組はいたように思うが、ここはドライブコースの一部にもなっているし夜景目当ての深夜ドライブ勢も多そうだ。日の出時間である5時20分の50分前ぐらいに出発。30分も登らない内にヘッドライト無しで下山してくる作業服のような装いのおじ様とすれ違ったが何をしていたんだろう。

f:id:eatable:20220114231957j:plain
f:id:eatable:20220114232019j:plain

 御浜小屋少し前で影鳥海を拝むことが出来た。くっきりと拝むにはやはり良いポジションで待つことが重要なのかな。撮影が5時40分、時期にもよるが日の出時間ちょうどには御浜小屋の南西に進んだ先や、もっと進んだ外輪山あるいは新山あたりで待つのが良いのだろうか。鳥海湖では2019年にはよく見えなかった月山をはっきりと捉える事ができた。ただ、2019年の鳥海湖の写真は鏡のように空を映していてそれもまた良かったので甲乙付け難い。

f:id:eatable:20220114233735j:plain
f:id:eatable:20220114233744j:plain
f:id:eatable:20220114233800j:plain
f:id:eatable:20220114233927j:plain

 7時過ぎ、外輪山方面へ進む。相変わらず最高の景色に思う、朝っぱらからこんな景色を見ていられるなんてどんだけ贅沢なんだろう。しかしこの辺りまで来ると露骨にバテて来るのに体力の無さを感じる。今回もストック無しで来たのだが間違いなく使用した方が楽になるだろうと思う。

 千蛇谷との分岐辺りではまた下山者とすれ違った。短パン半袖とかなりの軽装であったが、深夜出発してこの時間に下山といった感じなのだろうか。山頂小屋は休みなのでそれしか無い気もするが…ザックの中に防寒装備をしまっていただけなのか謎だった。

f:id:eatable:20220115000030j:plain
f:id:eatable:20220115000120j:plain
f:id:eatable:20220115000126j:plain
f:id:eatable:20220115000132j:plain

 今回、山頂へは神社から右に回って登ってみた。溶岩の冷え固まった痕跡を見られたがこれは1974年の火山活動以前のものなのだろうか。コース自体は神社から左に回った時よりサインが分かりづらいように思った。浮石などは大きく順路を外れなければ無さそうではあるが個人的に恐怖感はないので危険度がわかりにくい。ちなみに前回登った時、60過ぎのお爺様と左コースで会話したが少し登ってリタイアしていた。ここまで来る体力があればゆっくり休めば登れるように思えたが…本人の決定なので何とも言えなかった。

 やはり下山ではバテバテとなってしまったが今回も楽しめた。この辺りには仁賀保高原以外に登山後楽しめそうなスポットはあるのだろうか。次回訪れるまでにリサーチしておきたい。

 

9月19日 森吉山

f:id:eatable:20220117010412j:plain
f:id:eatable:20220117010420j:plain
f:id:eatable:20220117010422j:plain

 同行者の休日に合わせて登る。土日での久々の好天のため登山者も多くいた。3度目ともなるとこれと言った感想もあまり出てこないが近場にしては満足度の高い山である。ただロープウェイを使うと物足りない感じも否めない。今年の春はもう一度残雪期に登りたいので、その際にはヒバクラコースからの登山を考えている。

f:id:eatable:20220117010449j:plain
f:id:eatable:20220117010453j:plain
f:id:eatable:20220117010457j:plain
f:id:eatable:20220117010503j:plain