【2022年9月15日】伊豆山・神宮寺岳、大平山(姫神山)、勝軍山

 前回の記事からあれこれ考えながらなんとか出発を決める。

 大仙市周辺の短時間で済む山を歩き横手の快活クラブで一泊。一応晴れ続きの予報なので、もし快晴ならば県南の景色の良さそうな山に…という計画で出かけた。

 

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伊豆山・神宮寺岳

 神宮寺岳から登ろうと登山口へ行くも未舗装の道は雑草が伸び放題、登山道も人の手が入っていない気がしたので伊豆山神社へ移動。

 

伊豆山神社登山口
伊豆山神社参道

 伊豆山神社参道入口。木漏れ日も美しく雰囲気が良い。こちらは正月行事もある神社なだけあって人の手が入っていて安心。

 

珍樹 ねじれ杉
倒木

 ねじれ杉と倒木。イノコズチやチヂミザサなどのひっつき虫が生えている。

 

つづら折り
接待場の清水へ

 すぐにつづら折りの急坂だが、殆どは歩きやすい杉林の道。

 

伊豆山神社
伊豆山山頂

 20分ほどで伊豆山山頂(208m)。

 

登山道
少し藪

 道は悪く無さそうなので神宮寺岳方面へ進む。笹を軽く払う場面は多い、ジョロウグモの巣も多めでなかなか鬱陶しい。

 

朽ちた倒木
神宮寺岳山頂

 倒木をくぐった先に嶽六所神社と神宮寺岳山頂(277m)。とくに眺望はないので登山口に引き返す。

 

伊豆山神社手前

 伊豆山神社手前のベンチからの景色が良い。黄金色になった稲穂が美しい。
 往復80分。

 

大平山(姫神山)

 先程の場所から遠くない姫神山。薬師神社参道から登ろうと車で向かうも路面は轍が深くなった荒れた舗装路が続く。姫神公園から登る方が良いと感じた。

 

薬師神社登山口
薬師神社

 雰囲気は良い。

 

登山道
土砂崩れ

 本殿を右に進む。道を崩れた土砂が覆いぐちゃぐちゃに。2枚目は振り返って。

 

刈払された登山道
トラバース

 その先は最近刈払された様子で殆ど草は気にならないが、かなりの急登や狭いトラバースなど低山とはいえ気の抜けない登山道が続く。

 

分岐

 姫神公園登山道との合流地点。左から登ってきたが間違いなく手前の公園側から登ったほうが良かったなと。

 

姫神山山頂
アンテナ塔

 AKTとAABの電波塔がある山頂(387m)。

 

姫神山山頂

 北西は開けている。秋田駒ヶ岳が見えるかと思ったが確認できず。登りで蚊が多かったので足早に下山。

 

登山道
分岐

 姫神公園登山口(写真奥)との分岐。目指す蛭川登山口は右手側にある。

 

蛭川登山口
林道

 蛭川登山口到着、蚊が多い。少し林道を歩き薬師神社の駐車場に戻る。このあたりの道は中途半端な舗装がされておらず整っていた。

 薬師神社→蛭川登山口の周回で60分。

 

 YAMAPで見ると先程登った伊豆山・神宮寺岳と一緒に周回コースで登られる事が多いようだ。ただし刈払されていなければ周回に使える道の藪化が進んでいそうなので下調べが必要か。

 

勝軍山

 1日目の最後は勝軍山(339m)。

 

勝軍山

 急坂の林道の先へ進むが登山口らしきものが発見できず登山道と林道終点の合流地点まで進むことに。分県登山ガイドの3枚目の写真の地点からスタート。

 追記:どうやらこの林道は途中から奥まで私有地のようだった。他の山行記録では案内看板と鎖もあったのだが、自分が来た時には鎖がなかったので素通りできていた。看板は林業の案内と殆ど見えない大看板だけだったような…。3箇所を終えた後や車移動で集中が単に見落としていただけだったのか。

 やはり情報の古い文献ガイドでなく、最新の情報が見れるYAMAPやヤマレコを参考にすべきだと反省した。

 

山門
石段

 藪化はしていないが、やはり払う程度に草木は伸びている。山門付近は大量のくっつき虫が生え、道中は蜘蛛の巣も多い。

 

馬
本殿

 神馬の像と勝軍山神社。神社の裏手に山頂がある。

 

勝軍山山頂

 山頂、眺望はなし。

 写真の左奥の下方向から2人の男性の声が聞こえたがキノコ採りだろうか。奥に道が続いていたので登山をしていた人だったのかも知れないがよくわからない。

 

林道

 帰りの林道から見えた景色が一番でした。

 

 

 1日目は4つの山へ登ったが…低山巡りだしこういうもんかなーと満足度は低め。気温は問題なかったが虫や草木がやはり鬱陶しく快適度を下げてくるのが辛い。道にせり出した藪なんかは折込ノコギリなんかで伐採してもいいのかな、問題ないならば今後は携帯していくのだが。

 気分転換に短パン+タイツで登ったのは失敗だった。くっつき虫が多すぎて取る時に潰れた汁で肌がかぶれるし、蚊がタイツ越しに刺そうとするので不快度が高すぎる。ディート入虫除けを使っていながら2,3箇所脚を刺されているので短パン+タイツは無しだなと感じた。よほど整備され観光地化した場所でないと今後このスタイルはやらないだろうと思う。

 また、佐々木民秀「分県登山ガイド04 秋田県の山」を参考に登山口やコースを選んでいるが、2018年発行なので古い情報であったり最新の情報がわからなかったりと不便に感じる事が多いと感じてきた。最近はYAMAPなどのアプリもあることだし、こちらを優先的に見たほうが選択を誤らないかもしれない。

 改善点や気付きが多く見つかったので無駄ではない山歩きとなったと思う。

 


 

 16時、横手の大森健康温泉へ。

 かなり綺麗で良い温泉だった。入浴料300円とは思えないほど必要なものが揃っている。ちらほらお客が来るがこれで経営成り立つのかと不安になってしまう。ただ湯温42℃で浸かるのは厳しかった。飲料の自販機とアイス販売あり。

 さっぱりした後イオンモール大曲へ。時間つぶしと夕食、2日目の買い出しが目的。何も考えずにマクドナルドで食べたけどレストランは何店舗もあったしそっちで食べればよかった。

 一晩過ごす快活クラブ横手店は横手の中心地で店も多いので拠点にはしやすいと思った。部屋は鍵付き個室一択。備え付けのブランケット等を使いたくないのでSEA TO SUMMIT クールマックスアダプターに包まって寝たが、暑くも寒くもない丁度よい暖かさを維持してくれて快適だった。ただし慣れない環境のため熟睡はできず。

 

 1日目は以上。2日目に続く。