【10月の登山】十和田・横手・湯沢エリア

 10月は有給休暇をフルに活用して山歩きをした。この時期は天気が安定していて毎週晴れが訪れ、不快な虫がほぼいないので山を歩くには最適に思った。しかしながら、草はまだ枯れていないのでそういった場所を快適に歩くのなら11月からが良いと学べた。紅葉は10日遅れなどの情報もあって、それが低山や麓にどれぐらいの影響が出ているか不明で今後の参考にならないかもしれない。

 ヤマレコとヤマップに書いたら憚られるような事を書くために設けている投稿なので、内容はたいしてなくとも取り敢えず自分の記録用として…。

10月4日 白地山・十和利山

白地山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 距離は長いがアップダウンは少ないハイキングコース。十和田湖へは視界が何度も開けるが、道の雰囲気は殆ど変わらないので退屈に感じる時間も多かった。複数人でわいわい歩く、紅葉期や積雪期に絶景を求めて…といった形なら120%楽しむことができるように思う。山頂からは人工物もあまり見えず十和田の大自然の空気を感じられる素晴らしい場所に思える。十和田周辺を歩いたのは2度目だが空気の旨さが他の山とも明らかに違う。

 次回行くなら積雪期かな。

 

十和利山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 熊事件や熊の痕跡などを過去ログから入念に調べたうえで笛を鳴らし警戒をしながら歩いた。登山道は明瞭かつ丁度刈払された後で快適な状態だった。熊のリスクさえなければ良いのだが…冬は道路閉鎖されているのだろうか。

 

10月11日 三ツ森山・御嶽山

 去年も訪れたがピークを踏めなかったので訪れた2座。ピークハントは義務感や作業感が内心あるのでまあ楽しいとか楽しくないとかより「無」である。だが何も思わないからこそ山歩きに没頭できるので、天気・道が悪いとか負の感情も湧いてこないのでストレスにならない運動となる。

 

10月12日 南本内岳・東焼石岳・六沢山・焼石岳

焼石岳・南本内岳・六沢山(秋田側から) / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 今秋のメインとしていた焼石岳。晴れ予報3日続きを狙ってきたが天気は早朝のみ晴れで以後はハズレ。紅葉は10日遅れで見頃の始まりといった感じ。

 去年登った栗駒山同様、焼石岳は周辺の山々を含めた環境でひとつの大自然を成しているように感じた。今回はガスと強風でゆっくりできなかった、やはり快晴の下で景色眺めてみたいので来年は岩手側から登りそうな気がする。

 渡渉・泥濘対策に全て長靴で歩いたが思いの外快適でペースも落ちづらかった。今後は未整備系の山はこれで行こうと思えた。登山靴より汚れ落としも楽でいい。

 

10月24日 南郷岳・三森山・雄長子内岳・真人山・金峰山

南郷岳 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 特に目を引くものはないが近場の人なら軽いハイキングにもってこいだろう。峠道からは南郷岳の姿をばっちり見れるので立ち寄るのをおすすめしたい。

 

三森山(横手・西和賀) / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 春に崩落の修繕が終わったと思いきや別の箇所が崩落で岩手側から訪れることに。10月の終わりだが人の手が入らない場所はまだまだ雑草対策は必要に思えた。下調べ時点でもわかっていたがもう少し枯れているものかと。山頂からの景色は訪れる価値があるものに思う。

 雪が残る時期また訪れたい気もあるが林道移動がネック。BCスキー装備で林道の下山だけでも楽にしたい。

 

雄長子内岳 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 勇ましい佇まいが気になってはいたが実際歩くとこじんまりとしていた。おそらく冬に3本槍巡りの形で歩くべき山なんだろう。葉が青々とした時期に登っても正直あまり魅力はないかなーと思った。紅葉あるいは葉がついていない時期が適期だろう。

 

■真人山・金峰山

 りんご三山縦走として歩くつもりだったが年内に訪れるタイミングが作れなそうなのでピークだけ踏みに行った。縦走路は整備が進めばより安心して歩けそうに思うが今は熊の脅威が大きいようだ。

 

10月30日 泥湯三山・東鳥海山

泥湯三山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 前回の登山タイミングで訪れるか迷い先送りにした泥湯三山。他の登山者のログを見た感じ行っとくべきだったな~と思いきや、今回のタイミングで河原毛地獄に丁度紅葉が降りてきており素晴らしい紅葉狩りができた。

 山歩き自体は平凡なピークハントとなった。今回は新しい目標が何も立てられなかったのでただ歩いていただけのように感じた。

 

東鳥海山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 序盤の造林エリアが景色の変化もなく急なので修行感あり。切り替えてペースを落とさないのを意識して歩いた。広葉樹に切り替わる辺りから楽しくなり山頂付近は最高のブナ紅葉が迎えてくれた。

 積雪期にも安全に登れそうではあるが、景色を求めるなら国見岳や雄長子内岳方面の3座を巡る方が良いように考える。