【3月の登山】田代岳、東光山、保呂羽山

 3月の山行をまとめておく回。

 3月は残雪の秋田駒ヶ岳も登っているが既に投稿済なので他に登った3箇所の登山についての記録を簡単に残しておく。YAMAPのリンクを埋めておくので写真は割愛。

 

3月22日 田代岳・雷岳

田代岳・雷岳 / WIQさんの雷岳(秋田県)田代岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 登りやすく景色も良いということで雪山を始めたら登ろうと決めていた山。林道奥にロケット燃料試験場があり冬期も除雪が入るので冬でも訪れやすい。

 林道に雪はないが穴や落石が目立つ。この日の気温は20℃越えで、当初アイゼンで登る予定だったがスノーシューに切り替えた。

 大広手登山口から反時計回りに進もうと計画したが、すぐにある渡渉箇所は渡れなそうだったのでコースを外れ沢の起点まで登って向かい側へ。杉林を少し歩くと広々とした緩い登りのブナ林に出る、そこからは気持ちの良いスノーシューハイキングが出来る。

 やがてブナ林を抜けると前方に田代岳の山頂ドーム、後方に岩木山が見え一層楽しくなってくる。風はやや吹いていたがメリノウールのベースレイヤー1枚で丁度良い。

 雪で覆われた湿原の上を進み山頂へ立つと360度の展望、人気があるのも頷ける。この日は南側は霞が濃く森吉山も見えなかったが、北側はそれなりに視界も通り満足いく景色を拝めた。

 進む予定になかった雷岳へも冒険心をくすぐられて向かった。白神山地の道標は熊にかじられてボロボロが標準かと思っていたが、雷岳のものは綺麗なままであった。ロケット燃料試験場があるので熊も寄らないのだろうか。烏帽子岳へは雪崩れているのが見え、雪山1年目の自分としては警戒して行く気にならず次回に踏むこととした。

 下山は田代岳の冬期ルートを使い一気に下る。こちらの道を登るのは難儀だろうし登りで歩いたブナ林を通らないのは勿体ない気がしたので、次回も自分は下山にしか使わないだろう。

 人気があるのも頷ける良い山だった。次回は冬期かつ青空の時に来たい。

 

3月29日 東光山・笹森山

東光山・笹森山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 残雪の鳥海山へはまだ早いなと登った事のない東光山に。季節や天気が良かったのか後に登った保呂羽山と合わせて気持ちの良い山歩きが出来た。

 短い距離ながらも登り応えのある山で、社殿や参籠所・崩れた落ちた大量の岩石など印象的なものも多い。山頂からは南東に開けた景色から鳥海山も拝める。

 笹森山へは泥濘む急坂を下るのでやや注意、山頂は特に眺望もないがついでに踏んでおいてもいいだろう。

 

3月29日 保呂羽山

保呂羽山 / WIQさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 登山口へ直接行ける舗装路は雪解けもまだで倒木などの処理もされておらず車では通行不可。少年自然の家からスタートすることにした。

 しかしこれが思いの外良い道で、むしろ保呂羽山へは少年自然の家から歩くべきとも言えるほどであった。秋田駒~焼石岳あたりまで眺望が広がる場所もある。

 レクリエーションにも歩かれる山のようでロープが設置されているものの、低学年の児童にはやや危ない山のような気もした。大人が登る分には特に問題なし。

 山頂から景色はないが軽いハイキングに訪れるには十分楽しめる。三角草を初めて見ることができたので満足。